Premium Milk

特選牛乳
『北海道プレミアム牛乳』

Interview

田中義剛が語る『特選牛乳』への思い

2018年4月の改正法により、生乳取引の流れが大きく変わりました。規制緩和により、従来の指定団体(農協)が約9割を占めていた生乳取引が、指定団体以外の事業者や乳業メーカーと取引もしやすくなったのです。

田中義剛が語る『特選牛乳』への思い

牛乳への思い

私は牧場を始めたころから、牛乳をつくりたい。という思いがずっとありました。しかし当時は牛乳を扱うには規制が厳しく、実現できなかった。だから始めたのが手造りチーズです。試行錯誤を繰り返して造ってきた手造りチーズも、おかげさまで、ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテストで受賞することができました。
さらに、SNSのブームに乗って「ラクレット」と「ブラータ」が人気がでたことで、「生キャラメル」ではない「花畑牧場」としての知名度もあがりました。2018年の改正畜安法が施工された後、『ちえのわ事業協同組合』さんとタッグを組む話が持ち上がり喜びましたね。牛乳づくりに携われることは大変光栄です。

生乳の買い付けを行い、販売者としての責任を担う

根釧エリアの生乳は品質が高いのは知っていました。ただ、これまで根釧エリアの生乳が牛乳になるのはほんの一部だった。これは「もったいないことをしている」とずっと思っていました。『ちえのわ事業協同組合』に参加している酪農家の方々と話していくに従い、「根釧エリアの牛乳を世に出し、全国の人に飲んでもらいましょう」という気持ちがどんどん膨らんでいきました。
そこで、花畑牧場の販路をいかして、高品質な特選牛乳を販売するために、販売者として名乗りをあげることにしました。花畑牧場の牧場主・田中義剛が品質の高さを自信をもっておすすめする成乳を買い付け、花畑牧場が販売者としての責任を担うことにしました。

これからは、生産者の顔が見える牛乳『地牛乳(じぎゅうにゅう)』の時代に

アメリカのスーパーでは、既に生産者単体でつくった牛乳が普通に、生産者の名前が記載されたボトル入りで販売されています。日本では日本酒やビールに「地酒」があるように、牛乳も「地牛乳」があってもいいはずです。花畑牧場はこれからも「地牛乳」の先駆けとして、まずは根釧エリア生産者指定の特選牛乳の販売で時代を築いていこうと思っています。

田中義剛が語る『特選牛乳』への思い

生産地を訪れて、刺激を受けています

根釧エリアの酪農家が集まった牛乳生産団体『ちえのわ事業協同組合』を訪ねさせてもらいました。なるほど!これが高品質を生み出す知恵か!と感心しっぱなしです。本当に研究熱心だし、さらに上を目指す姿勢には刺激を受けます。これからの酪農の発展のためにも、花畑牧場ができる役割で、根釧エリアの牛乳を全国に普及させていきたいと、改めて思いました。

根釧エリア酪農家のプロ集団『ちえのわ事業協同組合』とは

北海道
  • ちえのわ事業協同組合
  • ちえのわ事業協同組合

北海道の東、根室と釧路にまたがる地域が『根釧(こんせん)エリア』です。一年を通して冷涼な気候と、広大な土地や草資源を活用した日本最大の草地型(循環型)酪農地帯として発展をしてきた北海道で最も大きな酪農エリアとして知られています。
『ちえのわ事業協同組合』は、根釧エリアの酪農家が集まった生産団体です。おいしい牛乳をつくるために、努力を惜しみません。組合では、特選牛乳の基準をはるかに超える品質を維持するための「自主基準」を設け、安定的に高品質な生乳を供給しています。

特選基準を上回る『おいしい牛乳』をつくる4つの条件

おいしい牛乳をつくるためには、健康な乳牛を育てることが大切です。それは、牧草地や牛舎の整備、乳牛の健康状態を逐一チェック、管理することも重要です。また、健康に育った乳牛から搾られる生乳の品質を損なわないために、搾乳の設備や手順など、酪農家はさまざまなことに気を配っています。

ちえのわ事業協同組合

冷涼・低湿な気候

乳牛は高い気温や湿度の高い環境に弱い動物です。北海道根釧エリアは一年を通じて気温と湿度が低く、乳牛にとってはストレスがかかりにくい環境です。また、高温多湿で発生しやすい細菌の繁殖が抑えられる気候であることも、おいしい牛乳への品質につながります。

広大な牧草地

乳牛1頭を育てるのに必要な牧草の量は1 年間で6ha(ヘクタール)に相当するとも言われています。根釧エリアには、広大な敷地があり、海に近い地域ではミネラル分を含んだ牧草が育ちます。また、このエリアでは、たい肥を利用して「有機農法」で牧草を育てるなど、乳牛が食べる牧草にもこだわって飼育しています。

フリーストール牛舎

乳牛が自由に歩けるスペース(通路)と、乳牛が1 頭ずつ休息できる牛床を備えたフリーストール牛舎。牛舎の中で放し飼いされることでストレスが軽減されます。また、牛床は1 頭分ずつ頭から入るようにポールで仕切られているため、乳牛が休息している時に尻尾が向く通路側の清掃がしやすく、衛生面でも理にかなった構造になっています。

細やかな品質管理

ちえのわ事業協同組合の酪農家たちは、生乳の品質チェックを出荷時だけでなく、日々行っています。生乳の成分に現れる数値が、乳牛の体調管理にもつながるからです。また、搾乳する環境も品質向上に影響すると考える酪農家は、新しい機械を導入するなど、品質管理を徹底することで、「特選牛乳」の基準を超える生乳が実現しています。

2018年4月の「改正畜安法」改正を機に規制が緩和
酪農家の生乳取引先の選択肢が広がりました

規制緩和により、従来の指定団体(農協)が約9割を占めていた生乳取引が、指定団体以外の事業者や乳業メーカーと取引もしやすくなりました。酪農家は、自分たちの生乳の価値を認めてくれる事業者や企業と取引できる選択肢が広がり、さらに生乳の取引価格も、品質に応じた価格がつけられることで、経営にも反映されるようになりました。

2018年4月法改正後

酪農の生乳を、指定業者(指定団体、生乳販売業者等)が集乳し、乳業メーカーへ
(生乳取引の活性化を図るために、指定団体以外を通じた生乳取引の規制を緩和

2018年4月法改正後 2018年4月法改正後

酪農家は、エリアを統括する指定団体意外にも取引がしやすくなり自分たちのつくった生乳の取引先を選べるようになりました。