道内に生息するエゾ鹿肉は70万頭以上。北海道庁としてエゾ鹿肉を「高品質な食用として加工」する事を推奨するも、ハンターの高齢化と人数不足で年間目標18万頭に対して、年間11万頭の駆除数と必要駆除数を大きく下回っています。また、そのうち食用とされているのは約10%。約90%がそのまま廃棄されているのが現状で、ヒグマを増やし環境汚染となっています。この被害を無くす為にエゾ鹿を駆除して、人間と共存する事を目指す、これが北海道SDGsです。
私たちは、廃棄されるエゾ鹿肉を無くす為に、食用の条件をクリアさせたエゾ鹿を残さず商品化して使い切る事を目指します。
北海道エゾ鹿処理施設、認証制度をクリアした食用のエゾ鹿肉にするには
1. ネックショット(首から上)を撃った鹿である事
2. 撃ってから2時間以内に、認定処理所に持ち込む事
3. 開腹は現場では行わない事
人間が食べる食品の基準をクリアした商品です
花畑牧場のペットフードは、全て人間用と同じ食材を使用して造ること、また工場がFSSCを所得していることから、食品と同じ工場でペットフードを製造する許可を道庁・所轄保健所より頂きました。ペットフードの製造は、工場の人間用の食品を造る場所と同じ場所で造ることは前例がなく、ペットフードはペットフード用の製造場所として工場の中で場所を分けて製造しなければなりませんでした。 ペットフードは【食品】ではなく、【雑貨】の扱いになっているため、食品を管轄する保健所の管轄対象外になっています。今回、北海道庁・所轄保健所の許可がとれたことは、花畑牧場が造るペットフードが完全なヒューマングレードであり、自社工場で【人間と同じ品質基準のものを造る】を認めて頂いた結果です。ペットフードが”雑貨から安全安心な食品に”になる大きな前進になりました。